🏦地方銀行

地方銀行で働くのに必要な資格【30代でIT企業に転職成功した銀行員が包み隠さず教えます(体験談)】

2022年2月4日

 

どうも、金太郎飴マンです!

僕は地方銀行(本部・支店両方の経験あり)に勤めていた30代男性です。
現在はIT企業に転職を成功させ、色々とやりたいこと(夢中になれること)に挑戦中です。
このブログもその一つです。

僕についての紹介はこちらをご参照ください。

金太郎飴 マン
銀行員からIT企業に転職した僕だからこそ、これから銀行に就職を考えている方々に、よりリアルなことをお伝えできるのではないかと思いこのような記事を書きました!

では、早速いきます。

《疑 問》

地方銀行に就職を考えている人:「地方銀行で働くにはどんな資格が最低でも必要なんだろうか、資格以外にもその他必要なことがあれば教えて欲しい」

そんな疑問にお答えします。

 

>>【仕事で悩んでいる人必見!】仕事に対する本当の考え方やあるべき姿・マインドが分かるおすすめの本をご紹介

《本記事のテーマ》

地方銀行で働くのに必要な資格
※あくまで僕の勤めている地方銀行の場合です。他行ですと若干異なったりすると思います。

因みに、僕の銀行での経歴について触れている記事はこちら
【本当の仕事をしたい】好きなことで生きていくために、まずは自己分析をやってみた

 

《回 答》

◎必要な資格

ありません!

少し言いすぎましたが、正確に言うと、就職前に自分で何か資格取得する必要は無いということです。

 

ちなみに最近では、内定者に対して入行(銀行に就職すること)前に銀行から「証券外務員一種or二種」の資格取得を励行されることがあります。

 

その資格が取れなかったからと言って、就職できないわけではありませんが、早速、他の同期よりも周りの目は見劣りしてしまいます。

入行前でなくても、証券外務員は最終的に一種取得まで取らされます。

 

それよりも、入行してから与えられた(推奨されている)試験を着実に一発で合格することが、一番大事だと思います。

なぜかというと、仕事と自己啓発の自己管理ができている人だと思われ、仕事の評価・信頼にも繋がるからです。

 

これに尽きると思います。

銀行は信用が命なので、たかが資格試験とはいえ、その人の信用度を人事・職場の人は見ています。

 

〈試験日程等は数カ月前から予め分かっているので、そこに向けて合格するために事前準備をしっかり行い、自分をマネジメントできているかが重要です〉

そんなに難しい試験ではなく、銀行で働いている人なら大体持っている資格なので、一発で合格することが自分の評価を上げることに繋がります。

 

何回目かの受験で合格してもあまり評価は上がりません。

むしろ冷ややかな目で見られることもあります。

 

〈入行後に推奨される資格試験はざっくりこんな感じです⇩〉

‹入行1年目›
{法務3級、財務3級、税務3級}FP3級など
‹入行2年目›
{法務2級、財務2級、税務2級}FP2級(学科、実技(個人資産相談業務、中小事業主資産相談業務)など
‹入行3年目›
{外為2級、法人融資渉外2級、経営支援アドバイザー2級}など因みに、報奨金付資格もあります。
‹報奨金付資格›
中小企業診断士:20万円、FP1級(因みに僕も持ってます):15万円、宅地建物取引士:2万円などなど

もう一度言いますが、取得すべき各資格をコンスタントに一発で合格することが重要です。(報奨金付資格試験は除きます。)

 

この当たり前のことが、以外にもできない人が多いのです。

入行3年目のときには、恐らく同期全体の3分の1ぐらいしかコンスタントに資格取得できていないでしょう。

因みに、僕の同期は100人程度でした。


◎資格以外に必要なこと

 次の3点かと思います。

ポイント

空気を読む力

やはりサービス業なので、顧客との会話の中で相手は何を求めているのかを把握することが重要です。

把握の方法は、会話の中からだけでなく、相手の表情・雰囲気など様々なところから読み取れると思います。

 

ありきたりですが、一番は「相手の立場に立って考える」ということです。

 

これは社内コミュニケーションの際にも当然重要です。

支店長、上司がどういう想い(考え)で話しかけてきたのかを把握して、すれ違いなく返して欲しい言葉を反せるかが重要です。

だいたい、話しかけてくるときは、もう言いたいことは決まってます。(この際に支店長・上司だからといって、おどおどしたり、相手の意図を考えず、自分の主張だけ(ときには必要ですが)をするのはNGです。)


ポイント

(あえて)空気を読まない力

上記と真逆なことを言っていると思われますが、正確に言うと、空気を読んで「あえて」空気を読まないようにすることです。

空気を読み過ぎて、色々と人に合わせ過ぎてしまうと、相手側もそれを察して、逆に不信感を抱くパターンもありますし、自分も相当ストレスが溜まります。

 

あえて空気を読まずに対応することで、かえって信頼が生まれるケースも多々あります。
(例えば)
①取引先企業の社長に対し、足元の財務状況等を踏まえ、あえて厳しいことを助言する。
②上司からの指示に対して、その指示内容をより完成度高く対応するため、あえてすぐに了承せず、その指示内容について上司とディスカッションする。(なぜ、今その指示なのか、どういう意図があるのか、どういう風に対応してほしいのかなど)
③上司からの飲み会、あえて断る。

 

上記の例を参考にすると、「人のため」に「あえて空気を読まない」というのは非常に有効かつ信頼性・評価が上がります。

 

3番目の例については、自分のためでもあるのですが、飲み会に行かない代わりに上司から指示された業務を行う場合は、上司のためになります。(すいません、これは屁理屈かもしれません)


ポイント

反応力

堂々と素早く自信を持って、簡潔に回答することが大切です。

顧客との面談では、質問に答えられない場合もあるかと思いますが、その際は正直に分からない旨を伝え、「一度持ち帰えらせて頂き、調べたうえで改めてご連絡します」と反応することで、信頼に繋がると思います。

 

また、その持ち帰った質問事項を面談後すぐに返答できれば、なお信頼度は高くなります。

 

一方、上司(役員、部長、課長、支店長など)から質問された場合にも原則として顧客対応時と同様になりますが、偉ければ偉い人ほど、時間が無く簡潔に答えを知りたいケースがほとんどです。

したがって、質問に対して「結論」を端的に答えるようにしましょう。

 

結論を言う前に、前提条件や背景などを語り始めてしまうと相手はイラっとします。(丁寧かつ正確に回答しようとすればするほど、この現象に陥ります。僕も何度もこの現象に陥り、注意されました。)

 

仕事に対する考え方や自分なりの考えも主張できるような状態に常にしておかないといけません。

そのためにはこちらの【仕事で悩んでいる人必見!】仕事に対する本当の考え方やあるべき姿・マインドが分かるおすすめの本をご紹介を参考にしてください。

 

最後になりますが、銀行で働くのに必要な資格等をお伝えしましたが、「自分が信用されるための行動・言動」=「人(顧客、上司など)のために誠実に行動すること」を常日頃から心掛けて下さい。

そうすれば、自ずと目の前の事(資格取得や業務内容)に対し、どのようにアプローチすれば良いかが見えてくるはずです。

 

では、今日はこの辺で失礼します。

最後までお読み頂きありがとうございました!

 



金太郎飴マン

30代前半で地方銀行→IT企業に転職成功

「『仕事=我慢』から抜け出して楽しく自分らしく生きる!」をテーマにそのきっかけ・ヒントとなる情報を提供していくブログです。その他にも自分の経験・体験・感じたことなど様々な情報を幅広く提供しています。

現在進行形で自分自身も仕事=我慢から抜け出すべく、様々なチャレンジをしています。

その内容も含め各種発信していますので少しでもどなたかのお役に立てれば嬉しいです。

【※転職しても日々悩みは尽きません。まだまだ幸福度・自己肯定感が低いので今後も様々なことにチャレンジしながら、有益な情報を皆様に提供しつつ自分自身も進化していきたいと思います】
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