「仕事って辛くて我慢するのが当たり前?」
「仕事は楽しいわけない?」
「仕事で良好な人間関係なんて作れるの?どうせ上辺だけでしょ?」
「充実感を持って仕事している人なんているの?」
こんなお悩みを持っていませんでしょうか。
周囲の人や社内の人にそんなことを聞いても言いくるめられるだけで参考にはなりません。
(説得しているように見せて自分自身を納得させています)
あなたがそのような仕事の悩みを抱くのは健全です。
その悩みに目を背け、心に蓋をした瞬間に周りの人と同じになります。
この記事では、
仕事に対する本当の考え方やあるべき姿について参考となる本をご紹介します。
ご紹介する本を読むことで、自分の持っている仕事観は間違っていなかったとより自信が付くと思います。
他にも考え方の幅やマインドの持ち方などが広がり、正しく仕事に対するモチベーションが上がっていることでしょう。
ちなみに様々な情報媒体がある中で「本」をご紹介するのはより記憶に定着しやすいためです。
いつの時代になっても「本」という存在は偉大です。
↓こんな記事がありました。
調べた単語を覚えているのは、圧倒的に「紙の辞書で調べる」>「スマホで調べる」だそうです。
ラクせず頭を使うようにしよう👍#デジタル性健忘「知らない言葉をスマホで調べてはいけない」平成生まれの脳科学者が小中学生1人1端末時代に訴えたいこと https://t.co/GQPlVIWziJ
— 金太郎飴マン (@kintaroameman) May 29, 2023
ぜひ、本を直接手に取り読んでみてください。
では早速いきましょう。
目次
生き方―人間として一番大切なこと
こちらも不朽のロングベストセラーの一冊です。
著者である稲盛和夫氏は、京セラやKDDIを創業し倒産したJALを再上場へと導くなど「経営のカリスマ」として有名です。
楽天ブックス ビジネス・哲学部門ランキングでも常に上位にランクインしています。
こちらの本は2004年発刊していますが、読者が選ぶビジネス書グランプリ2023「特別賞(ロングセラー賞)」を受賞するなど今なお支持されています。
ココがおすすめ
生きるとは働くとはという根本の部分を丁寧に分り易く解説しています。仕事に対するモチベーションにお悩みの方は本当におすすめです。
こちらの本の構成は下記のとおりです。
- プロローグ(混迷の時代だからこそ「生き方」を問い直す/魂を磨いていくことが、この世を生きる意味 ほか)
- 第1章 思いを実現させる(求めたものだけが手に入るという人生の法則/寝ても覚めても強烈に思いつづけることが大切 ほか)
- 第2章 原理原則から考える(人生も経営も原理原則はシンプルがいい/迷ったときの道しるべとなる「生きた哲学」 ほか)
- 第3章 心を磨き、高める(日本人はなぜその「美しい心」を失ってしまったか/リーダーには才よりも徳が求められる ほか)
- 第4章 利他の心で生きる(托鉢の行をして出会った人の心のあたたかさ/心の持ち方ひとつで地獄は極楽にもなる ほか)
- 第5章 宇宙の流れと調和する(人生をつかさどる見えざる大きな二つの力/因果応報の法則を知れば運命も変えられる ほか)
今なお愛読されているということは、こちらの本に書かれている内容が発刊当時(2004年)から変わらず現在においてもとても重要で求められている考え方だということを証明しています。
読んで損は絶対にないと思います。
人を動かす
日本国内で430万部、世界で1500万部以上の売り上げ、発売から80年以上売れ続けている超ロングセラー本。
この本は自己啓発本の元祖とも言われています。
ココがおすすめ
ビジネスマンとしては「はじめに読んでおきたい一冊」であること間違いなしです。
当たり前ですが、会社という組織は人の集まりです。
したがって、仕事は人との関わり合いが必ずと言っていいほど発生します。
結局は人間関係が重要です。
人との良好な関係性を構築するために必要な下記の原則を教えてくれます。
- 人を動かす三原則
1 盗人にも五分の理を認める
2 重要感を持たせる
3 人の立場に身を置く - 人に好かれる六原則
1 誠実な関心を寄せる
2 笑顔を忘れない
3 名前を覚える
4 聞き手にまわる
5 関心のありかを見抜く
6 心からほめる - 人を説得する十二原則
1 議論を避ける
2 誤りを指摘しない
3 誤りを認める
4 穏やかに話す
5 “イエス”と答えられる問題を選ぶ
6 しゃべらせる
7 思いつかせる
8 人の身になる
9 同情を寄せる
10 美しい心情に呼びかける
11 演出を考える
12 対抗意識を刺激する - 人を変える九原則
1 まずほめる
2 遠まわしに注意を与える
3 自分の過ちを話す
4 命令をしない
5 顔をつぶさない
6 わずかなことでもほめる
7 期待をかける
8 激励する
9 喜んで協力させる
置かれた立場に合わせて新たな気づきと学びを与えてくれる本です。
夢をかなえるゾウ
『夢をかなえるゾウ』はテレビドラマ化や舞台化までされたシリーズ累計430万部を突破しているロングセラー本。
なかなか行動できず何をやっても三日坊主のしがない主人公サラリーマンが「神様」を名乗る謎の生物・ガネーシャの指南によって自らの人生を変えていく物語です。
ココがおすすめ
ダメな自分を変えたい、なかなか行動に移せない人には必見です。
その中でガネーシャからの課題を主人公が一つ一つクリアして成功への階段を上っていきます。
その課題は誰もが一度は聴いたことがあるようなものばかりです。
実は各課題には著名な成功者のエピソードがそれぞれ入っていて説得力があります。
課題の一部をご紹介します。
- 靴を磨く イチロー
- コンビニで(お釣りを)募金する ジョン・ロックフェラー
- 食事は腹八分目にする 釈迦
- 人の欲しがる物を先取りする ヘンリー・フォード
- 会った人を笑わせる ハーブ・ケレハー(サウスウエスト航空会長)
- トイレ掃除をする 松下幸之助
- まっすぐ帰宅する スティーヴン・キング
- その日がんばった自分を褒める 手塚治虫
- 一日何かをやめてみる カーネル・サンダース
当たり前なこと何気ないことなどを意識してみる、行動してみることの重要性を実感できると思います。
自分の小さな「箱」から脱出する方法 人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!
世界的ベストセラーであり、日本でも25万人が読んで大反響を巻き起こした名著。
多くの有名企業の研修にも採用されています。
ココがおすすめ
人間関係など上手くいかない原因を知らず知らずに相手の問題にしてしまっている人は、「自分の問題」として受け止めるための考え方が分かります。
仕事での人間関係や様々な問題が生じた際に、誰しも相手のせいにしがちです。
しかしそれを自分事として捉える必要があることをあなたは既に知っていると思います。
現状抱いている不満はこれまで自分が「選択」してきた積み重ねです。
つまり、現状の不満の原因はそれを選んでしまった自分の問題とも言えます。
そこで、考え方を「相手」から「自分」に変えることが大切です。
何事も自分事として捉えることができれば、自分で考える力・責任感など様々な力が付き自立した人間になれること間違いなしです。
本の構成は下記のとおりです。
- 第1部 「箱」という名の自己欺瞞の世界(「君には問題がある」/自分だけが気づいていないこと/何も見えない状態に陥るとき ほか)
- 第2部 人はどのようにして箱に入るか(箱に入っているのは、あなた一人じゃない/箱の中に押し戻されてしまうとき/あなたを箱の中に追い込む「自分への裏切り」 ほか)
- 第3部 箱からどのようにして出るか(「素直な自分」を引き出す/「どうすれば箱の中から出られるか」/人として、相手と接する ほか)
仕事が「ツライ」と思ったら読む本
こちらの本は人気心理カウンセラーである心屋仁之助氏の著書。
当時仕事がツライと思って色々と本を探していたときに、まさにぴったりのタイトルで即買いした記憶があります。
ココがおすすめ
仕事ができなくて悩んでいる人、仕事でなかなか自信が持てないでいる人におすすめです。
心理学の観点から分かりやすく解説されており、仕事上での自分の性格や心の保ち方などが分かります。
本の構成は下記のとおりです。
- 第1章 どうして仕事が「ツライ」んだろう?
- 第2章 仕事のジャマをするヤツがいる!!
- 第3章 心がザワザワする「怖れ」の正体
- 第4章 「ツライ」から抜け出す魔法のパスワード
- 第5章 できる自分になるための三日間のセッション
- 終章 仕事ができない自分、さようなら
仕事において、自分の心の動きを心理学的に解説してくれているのは本当に勉強になりますし、そういうような心の状態になる理由が分かると対処法も見えてきます。
仕事は楽しいかね?
こちらもタイトルで即買いしてしまった一冊。
読んだ後は、「よし、やってみよう!」というチャレンジんな気持ちにさせてくれます。
ココがおすすめ
なかなか行動できない人、行動する前にあれこれ考えてしまい結局行動しない人におすすめです
どうなるか分からない、やってみないと分からない状況で挑戦・行動できる人は非常に少ないと思います。
そこで動ける人間が成功への階段を踏み出せることをみんな知っていますが、それでも行動できない人が圧倒的です。
こちらの本では、目標や計画を立てることよりも「行動する」ことそれを継続することの大切さを改めて実感させられます。
本の構成は下記のとおりです。
- 仕事は楽しいかね?
- 人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが〈何度も〉繰り返されていくのだよ。
- 試してみることに失敗はない
- 明日は今日と違う自分になる、だよ。
- これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」というのがね。
- 必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。
- 目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないということだよ。
- きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。
- あの実験で学ぶべきことはね、「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。
- それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。 〔ほか〕
自分の可能性を信じて試し続けること。
そしてそれは誰でもできます。
やる気が出ず何もしたくないと思っている方、やりたいことが分からない方にこの本を読むことをおすすめします。いつの間にか行動に移しているはずです。
自分をよろこばせる習慣
幸せになるには自分を「悦ばせる」ことが必要という考えのもと、自分を悦ばせるための習慣を色々と教えてくれる本です。
共感できるものも多くあり、すぐに実践できるものもあります。
改めて考え方ひとつで幸福感というのは変わっていくんだなと感じた本でした。
ココがおすすめ
幸福感が今一つ足りず仕事に疲弊している人におすすめです
本の構成は下記のとおりです。
- 第1章 毎日を「悦び」で埋めていく
- 第2章 自分を好きになるためのシンプルなコツ
- 第3章 幸せの探究者であれ
- 第4章 「悦」は、いい言葉に宿る
- 第5章 あなたがヒーローになろう
- 第6章 超・自己中心主義で進もう
- 第7章 「応援される人」になるために
- 第8章 「お金」と「仕事」と「悦び」の関係
- 第9章 いつまでも悦べる生き方
自分はどのようなときに幸せを感じるのか、わくわくするのかを考える良いきっかけになります。
自分が「悦ぶ」ツボを探してみましょう。
幸福度を上げたい方は必見です。自分はどんなときが幸せなのか、それを探して幸せになりましょう!
まとめ
今回は仕事に対する本当の考え方やあるべき姿・マインドに関する本をご紹介しました。
何か気になる本があればすぐに手に取って読んでみましょう。
ここでフットワーク軽く行動できるか人は今の悩みから解放され次のステップに上がれます。
気軽にまずは行動してみましょう。
また、本は読めば読むほど自分の血となり肉となります。
読んで損をする本はありません。
何かに思い悩んだ時こそ、先人の知恵を頼りましょう。
確実に思考力、行動力が高まります。
まずは今回紹介した本から早速選んでみましょう。
今回紹介した本の一覧
他にも、今ビジネスマンに読まれている人気本などはこちらからチェックしてください。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。