仕事がつまらないなぁ。
最近は辞めたいとまで思うようになってきたなぁ。
このままこの仕事を続けていかないといけないのかなぁ。
そんな風に考える人も多いのではないでしょうか。
こんな疑問を解決します。
今回の内容
仕事がつまらない理由や辞めたいとまで考えてしまう原因、その際に取るべき行動について解説します。
まずは前提として、仕事はつまらないと決めつけないでください。
仕事を割り切っている時点でいつまでも「つまらない」、「辞めたい」という考えに行き着いてしまいます。
ということで早速行きましょう。
目次
仕事はつまらないものだと考えてはいけない理由
まずは結論から。
結論
仕事はつまらないものだと決めつけてしまうと人生の幸福度は下がります。
仕事は一日の大半の時間を占めるものです。
その時間がつまらないということは一日の大半がつまらないということになります。
そんな人生をあなたは送りたいと思いますか。
まずはこうありたいという理想から妥協せずに考えていきましょう。
理想から考えたときに、仕事は楽しいと思いながら働けたら最高ですよね。
実は各著名人・成功者の方々も同じ思想・理想を描いています。
人生に成功する秘訣は、自分が好む仕事をすることではなく、自分のやっている仕事を好きになることである。
―― ゲーテ(ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者(色彩論、形態学、生物学、地質学、自然哲学、汎神論)、政治家、法律家)
お金のためだけに働いていると、決して成功はしない。しかし、やっていることが大好きであれば、成功はあなたのものだ。
―― レイ・クロック(アメリカの実業家、マクドナルドコーポレーションの創業者)
労働なくしては、人生はことごとく腐ってしまう。だが、魂なき労働は、人生を窒息死させてしまう。
―― アルベール・カミュ(フランスの作家、劇作家、哲学者、ノーベル文学賞受賞、代表作『異邦人』『カリギュラ』『ペスト』)
人間に関して最も驚いたことを問われた際、ダライ・ラマは答えた。
「人間は、お金を稼ぐために健康を犠牲にする。そして、そのお金を使って健康になろうとする。人間は、将来を心配しすぎて、今を楽しまない。結局、今を生きていないし、将来にも生きていない。あたかも死が訪れないかのように。そして、生きることをしないまま死んでいく。」
―― ダライ・ラマ14世(チベット仏教の最高指導者(ノーベル平和賞受賞))
もし成功したいと思うなら、簡単なことだ。自分のやっていることを知り、愛し、信じることである。
―― ウィル・ロジャース(チェロキー族の血を受けたアメリカのカウボーイ、コメディアン、ユーモア作家、俳優)
・私が続けられた理由はただ1つ、自分のやっている仕事を愛していたということです。皆さんも愛するものを見つけなければなりません。仕事でも恋愛でも同じです。
・素晴らしい仕事をしたいと思うなら、仕事を愛さなければなりません。好きなことがまだ見つからないなら、探し続けてください。妥協してはいけません。心の問題と一緒で、答えを見つけたときには、自然とわかるはずです。
―― スティーブ・ジョブズ(アメリカの実業家、アップルとピクサー・アニメーション・スタジオの創業者)
自分の仕事を愛し、その日の仕事を完全に成し遂げて満足した。こんな軽い気持ちで晩餐(ばんさん)の卓に帰れる人が、世の中で最も幸福な人である。
―― ジョン・ワナメーカー(アメリカの百貨店経営者、宗教指導者、政治家、郵政長官)
一生の仕事を見出した人は幸福である。その人には、ほかの幸福を探す必要がない。
―― トーマス・カーライル(イギリスの思想家、歴史家)
私が見てきた人生の最高の成功者たちは、みな常に朗らかで希望に満ちた人々であり、仕事は笑顔で行い、人生に起こるさまざまの変化や機会を、楽しかろうと辛かろうと、男らしく堂々と迎える人々であった。
―― チャールズ・キングズリー(英国国教会の司祭、大学教授、改革論者、歴史家、小説家)
転職経験のない人は採用しません。
だって、変化への対応力を知らない人は怖いもの。保守的でチャレンジしない人、転職によって新しい知識を得ていない人、複数の社会を経験していない人は活躍が期待できない。
―― 成毛眞(なるけ まこと、日本の実業家、マイクロソフト日本法人第2代代表取締役社長)
出所:人生にとって仕事とは? に答えてくれる名言(日本語・英語)|名言の旅 e.j.quotes、仕事の名言・格言|癒しツアー
他にも仕事に対する本当の考え方やその理由など詳しく知りたい方はがこちらを参考にしてみてください。
著名人の方々の培ってきた知識やノウハウを取り入れていきましょう。(本はコスパ最強です。)
仕事を諦めることは簡単です。
ただ、諦めると同時に「成功」・「幸福」・「充実度」などが得られなくなります。
楽しい仕事、情熱を注げる仕事を探すのは難しいです。
見つからずに一生を終える人もいると思います。
それでも諦めずに理想を追い求め続けることが重要です。
まずは、これらの理想を実現していくために、現状つまらないと感じている原因を分析していきましょう。
そもそも仕事がつまらないと感じる原因
当初は仕事に対する理想を持っていたかもしれません。
なぜいつの間にか、仕事がつまらないと感じそれが当たり前になってしまったのでしょうか。
「つまらない」と感じる原因をこちらの3つのポイントで解説しています。
分析ポイント
- 仕事内容に興味・面白さを感じない
- 組織風土が合わない
- 人間関係が合わない
各項目の詳細な解説はこちらをご覧ください。
他にも、特につまらないと感じる仕事もランキング形式でご紹介しておりますので参考にしてみてください。
辞めたいとまで考えるようになった理由
仕事がつまらないと感じるのは、正直あるあるかと思います。
しかし、「辞めたい」とまで考えるようになってしまうのにはそれ相応の理由があります。
現状のつまらないという想いだけではなく、そこに将来に対する不安や焦り、人生の幸福度などを総合的に考え始めると「辞めたい」と思い始めるようになります。
色んな理由があると思いますが、思い付く限り並べてみます。
ここに強く共感できるものがあれば、もしかすると「行動」した方が良いフェーズに入っているかもしれません。
仕事がつまらなく辞めたいとまで考えるようになった理由・瞬間
- 今の会社でやりがいや楽しいと感じる瞬間が一度もないと気づいたとき
- このまま定年まで働く姿を想像しゾッとしたとき
- 社内で分かり合える人、オープンに会話できる人がいなくなったとき
- 上司や先輩、同僚含め社内に尊敬できる人(こうなりたい人)がいないとき
- 上司に相談しても改善されず全く意味ないことを悟ったとき
- 上司は心配しているようで実は自分に何も興味・関心が無かったのを感じたとき
- 仕事を楽しみ人生が充実している人と現状の自分を見比べたとき
- 社内の人たちが口を揃えて「仕事がつまらないのは当たり前だ」という言葉に対して違和感が消えないと気づいたとき
- 会社の経営方針や理念、風土に対する共感度が日々下がっていること(むしろ嫌悪感)を実感したとき
- 社内の上層部の人間が会社の愚痴や悪口を平気で言っているのを見たとき
上記のいずれかの理由で辞めたいと思ったとしても、すぐに辞めるという行動は起こさない方が良いです。
そのつまらない現状を耐えて良いパターンと耐えていけないパターンがあるので、そこを冷静に確認したうえで行動していきましょう。
辞めたいと考えている場合に取るべき行動
ここでは辞めたいと考えるようになった場合に取るべき行動を解説していきます。
下記順にて行動してみましょう。
辞めたいと考えるようになった場合に取るべき行動
- 社内で解決策を探す
- 社外で解決策を探す
- やりたいことが無い場合
上記項目別の詳細な解説についてはこちらを参考にしてください。
まずは社内で解決策を探すことから始めてみましょう。
それでも見つからない場合は社外で解決策を探してみましょう。
行動したことで改めてやりたいことが見つかっていないと認識することもあると思います。
その際は、「やりたいことが無い場合」の項目を実践してみてください。

ご参考までに、やりたいことがないときに僕はこんな感じで行動しました。
逆に取ってはいけない行動
仕事を辞めたいとまで考えている状況の中、やってはいけないことがあります。
注意喚起の意味も含めて解説いたします。
この状況をだらだらと引き延ばす
辞めるなら辞める、続けるなら続けるで一旦自分の想いを整理する必要があります。
辞めたいと思いながらも何も行動を起こさずに仕事を続けるのだけは避けましょう。
まさに仕事を耐えてはいけないパターンに該当します。
この状況が長引けば長引くほど、自分の心に蓋をするのが当たり前になってしまいます。

この状況を他人のせいにする
仕事がつまらない理由を会社の上司や同僚などのせいにしたくなる気持ちは分かります。
ですが、少し厳しい言い方になるかもしれませんが、この状況にいるのは他でもない自分自身のせいです。
人生は選択の連続です。
その会社を選んだのも自分、そのつまらない仕事を我慢することを選択しているのも自分、そこから抜け出すために何もアクションを取らないという選択をしているのも自分です。
選ばされているような感覚はありますが、最終的にはすべて自分で選択した結果が今この現状です。
ですので、人のせいにするのはお門違いです。
つまらない状況から抜け出したいなら、その選択をしないといけません。
まずは自分の感情を第一に優先して、様々なフィルターをかけずに素直に行動してみてください。
目的も無しにつまらないから辞める
いわゆる「勢いで辞める」ことはやめましょう。
必ず行動を起こしてから辞めるかどうかの判断をしてください。
行動してみて次のアクションの動機や理由を必ず持ったうえで動き出しましょう。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の内容のまとめはこちらになります。
- 仕事はつまらないものだと決めつけてはいけない
- 仕事をつまらないと感じる原因は3つのポイント(仕事内容に興味面白さを感じない・組織風土が合わない・人間関係が合わない)で分析のうえ対応
- 上記で記載した理由に共感した場合は「行動」すること
- その際の具体的な行動は「社内で解決策を探す」、「社外で解決策を探す」、「やりたいことが無い場合」の順で検討
- そのような状況なのにも関わらず、人のせいにする、この状況を無意味に引き延ばすなどの行動は取ってはいけない
仕事がつまらず辞めたいとまで考えているのであれば、まずは「行動」しましょう。
仕事が終わってそのストレスから開放される気持ちはすごく分かります。
しかし、そこでみんなと同じく飲んだり、家でだらだら過ごしたりしても何も変わりません。
将来自分が笑っていきいきと楽しく過ごしている未来のために、今のうちから少しずつ行動していきましょう。
行動の方法はインプットやアウトプット、経験・体験など様々あると思います。
特におすすめは経験・体験です。
タダより高いものは無いです。
こちらの記事を参考に積極的に体験しましょう。
他にも通勤の時間を有効活用して積極的に本を読みましょう。
本はコスパが良いです。
こちらも同時並行でやることをおすすめします。
悩むことは良いことだと思います。
それはなりたい自分になろうとするために生じているものです。
ただ、悩むだけで終わらせないでください。
少しでも良いので「行動」し続けましょう。
そうすると、少しずつ変わっていきます。
なりたい自分に近づいていきます。

では今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。