~「好きなことで生きていく」~
- 会社員として我慢しながら毎月の安定した給料のために、楽しくもない仕事を淡々とこなしていく、、、周りの目を気にしてこなしているのがばれないように前向きに自発的に考えて楽しくやっているようにみせかけている日常の中、この言葉に心が躍り、生きていくとはこういうことだと思い、好きなことをやろうと思ったが、何も見つからない。
- 色々と考えてみたが、30代にもなって自分にはこれといって好きなもの、夢中になれるものがぱっと出てこない。
- 好きなことで生きていく前に、まずは好きなことを見つけにいく必要がある。
こんな悩みを持っている人は実は多いのではないでしょうか。
内容
3つの視点から「自己分析」を行うことで、「好きなこと=楽しいこと」を見つけに行く方法をお伝えします。
この視点での分析方法は、世に出ている様々な自己分析方法の中から自分が良いなと思ったものをピックアップしています。
最近では、体系立てて分かりやすく自己分析できる本もありますので、こちらを参考にしても良いと思います。
分析する視点はこちらです。
①人生を回顧してみる
《これまで自分が歩んできた人生で一生懸命取り組んできたこと、決断してきたことなどから分析》
②思いつくものをとにかく列挙
《瞬間的に好きなこと、時間を忘れて没頭できることなどから分析》
③現在の生活スタイル・理想の生活スタイルから検証
《日々の嫌な仕事から解放されるために無意識で行っていることなどを分析》

目次
【人生を回顧してみる】
(小学校)
親の勧めでサッカーを始める(地域のスポーツ少年団に入団)がとにかく練習に行くのが嫌でサッカーは大嫌いだった。
ただ、サッカーで活躍すると親が喜ぶので、それが嬉しくて我慢してサッカーをしていた。
他にも、こういう行動・言動をしたら親は喜ぶのではと、常に考えて生きていた。
親の顔色を窺っていた=親(人)が喜ぶのが自分の喜び(それが本意だったかは微妙)
サッカー(親が見ている)では下手なグループと絡んで冴えないだめな子どもだと思われないよう一生懸命練習して上手なグループとも常に関わるようにしていた(それもこれも下手で冴えない子どもの姿を見た親は悲しむし世間的(親同士の目)にも恥ずかしいと思ったから)。
学校(親が見ていない)では、自分より下の人と関わることで自信の無い自分を少しでも肯定していたのかも(親がいる自分といないときの自分の使い分け(二面性)が形成されてきた)。
八方美人=気を遣わない仲間との活動が一番ストレスなく楽しい
(中学校)
周りの上手い子たちが地元のクラブチームに入団したので自分も同じくそのクラブチームに入団。
中学生になると親も試合を見に来なくなることでサッカーでも少しずつ本当の自分を出せるようになり、サッカー・友達付き合いが全体的に楽しくなっていった。
本当の自分(親の目を気にした着飾った自分)を出さなければ楽しいものも楽しく感じない。(親(誰か)のために行動しても、全然楽しくない)
今思うとなんでか分からないが一番最初の中間テストで歴史だけ頑張ろうと思い、勉強(暗記)したら98点取れて先生に褒められたのがすごい嬉しかった。
同時に悪いことをして目立つのも悪い気はしなかった。
人に認められる(評価される)のが嬉しい、問題児で天才児だと思われたかった。
休みの日はもっぱらテレビを見たりゲームをしていたが親がいる時間は気を遣ってあんまり自由にできなかった。
テレビやゲームなど親が嫌うような自堕落な生活がたまらなく好きだった(反抗期?嫌いな人から嫌われたい・見返したい)
(高校)
小学校から続けていたサッカーをやめる理由もなく高校でもサッカー部に入る。
これまで続けてきた(築き上げてきた)ものを壊す(否定する)のが怖くて辞めれない状態に入る、辞めたら自分には何もないのが怖かった。
サッカー部でサッカーする時間以外がすごく楽しかった。
チームメートには多種多様な人がいてそこでのくだらないやりとりがすごい楽しかった。
そのおかげでチームワークも良くなりある程度強いチームとなった。(自分たちの代の記録が今のところ史上最高の成績)
一緒にいて楽しいと思える仲間と同じ目標を持って取り組めば(サッカーでもなんでも)、楽しいし自ずと結果も付いてくる
親から離れたい。
東京に行ってみたいということもあり大学は地元を離れる。
ネガティブな想いを断ち切る=新たな世界(東京)での挑戦=新鮮・楽しい・刺激的
(大学)
小学校から続けていたサッカーをやめる理由もなく大学でも体育会のサッカー部に入る。
周りはプロのクラブチームでトップ昇格できなかった組や高校サッカーで名を馳せた組がスポーツ推薦で集まっており、一般組で入部した自分は既にコミュニティから外れていて同級生にも気を許せる人もいなくとてもつまらなかった。
しかし、このまま辞めるのも負けた感じがして非常に嫌で4年間サッカー部を続けた。
今思うと変なプライドで嫌なことを無駄に続けて貴重な大学4年間を棒に振ったのを後悔している。
続けることがすべからく良いことではない、ときには思い切ってやめることも重要(自分が楽しくないと思うものはやめる、楽しいと思うものは続ける)
友人関係では俗に言うイケイケな人たちではなくクラスの中で浮いてしまうような癖があり、きちんと自分を持っている人が友達としては多かったように思える。(もしかすると、一種の憧れかもしれない)
自分が良い(尊敬・憧れる)と思える人との交流=楽しい・充実している・刺激的
(就職活動)
今思えば、ここが本当に誤った選択をしてしまったと思う。
私は小さいころからサッカーをやっていたせいもあり、「辛く厳しい状況に身を置くほど成長する」と信じていた。
それは間違いではないが、根本には「サッカーが好き」というのが前提である。
しかし就職活動では、業界研究や会社説明会等で様々な業種を見たうえで、前提条件を(好きとか楽しいと思えるもの)を考えず「辛く厳しい環境」である金融業界(銀行)に決めてしまった。
根本的に好きでもなければ楽しくもないのに、ひたすら辛く厳しい状況は本当に最悪だった。
就職試験ではグループディスカッションが一番おもしろかった。
様々な人が爪痕を残そうと必死に頑張っている様子が、大変失礼ではあるがおもしろく必死に頑張る方法が十人十色で非常に勉強になった。
私自身も必死になるとこんな感じなのかと、俯瞰して感じることができた。
一生懸命かつ真剣に取組む=記憶に残る=充実に繋がる
(会社員(銀行員))
2ヵ店営業店を経験後、本店勤務となり専ら「社内政治」に勤しんでいる。
本当はチャレンジングな仕事をしたいが、失敗しないよう常に二番煎じでリスクを取らない業務を励行している自分が本当に嫌で毎日何やっているんだろうと虚しくなる日々。
仕事を楽しいと思ったことがない。
楽しく仕事をしてみたい=自由度の高い仕事をしたい(縦割り組織から脱却したい)、自分で責任を持って事業を経営してみたい(仲間と一緒に事業を経営したい)=起業したい≠会社員
【思いつくものをとにかく列挙】
感動すること・好きなこと(場所)・やりたいこと |
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項 目 | 理 由 |
サッカー | 幼少期からやっているから |
寝る | 常にリラックス(ラフ)していたいから |
マンガ・動画 | 面白い作品に触れたいから(共感したいから、没頭したいから、テンション上がるから) |
空港(に行くまでの道) | あの旅立つ前の感じが好きだから |
温泉旅館・名所観光 | 和の解放感が好きだから |
公園・庭巡り | ご当地感が非日常を感じるから |
海外旅行 | 価値観を広げたいから |
合コン・友達作り | 初めましてからいかに近づけるか面白い友達探し、変人好きだから(後日、笑い話系) |
歌う、聴く | 自己陶酔、ライブ感 |
起業家 | 常に新しい・斬新、画期的なアイデア作り・発想にわくわくするから |
夏・太陽・海 | 解放感、明るくなれるから |
気持ちの良い人になりたい | 色々な人と常に誠実で向き合いたいから |
図書館 | 知的、静寂、文化的 |
朝日・夕陽 | 心が洗われるから |
パン屋さん | パンの匂いがたまらなく好きだから |
1人ぼっちな人と仲良くなりたい | 同じ匂いがプンプンするから |
旅行きたのに部屋でゲーム(スマブラ、ウイイレなど) | 背徳感・罪悪感 |
不快なこと・嫌いなこと(場所)・やりたくないこと | |
項 目 | 理 由 |
満員電車(会社通勤) | 社畜感がすごいから |
やらされ仕事 | 自分に納得感がないままやらされるから |
理不尽に怒られる | 理屈がなく不快な気分になるから |
縦割り組織 | 自分のことしか考えていないから(本当に自分の会社のことを考えている人はいないから)=自分が可愛い |
ルーチンな毎日 | 刺激がないから |
寒い日 | 何もしたくないから(外に出たくない) |
世間体 | 良く分からない常識感 |
親族・親戚付き合い | 可もなく不可もなくな無意味な関係性の構築が良く分からないから |
上辺だけの浅い人間関係 | 時間の無駄 |
【現在の生活スタイル】
(平日:およそ20時~24時)
〇YouTube、漫画
最近は、仕事が終わり全てを済ませたうえで、ハイボールを飲みながらYouTubeや漫画を見るのが日課になっている。=仕事からの現実逃避しかしていない、何も考えられない状態(受動的に情報が入ってくる状態)
【視聴動画】
- ビジネス系動画(「堀江貴文」、「箕輪厚介の部屋」、「おかだ録」、「新R25チャンネル」など)
- サッカー系動画(WINNER'Sなど)
- ミュージックビデオ
- エンタメ系動画(「さらば青春の光」、「Aマッソ」など)
【漫画】
- 島耕作シリーズ
- 火の鳥(手塚治虫)HP
- キャプテン、プレイボール(野球漫画)
- ブルーロック(サッカー漫画)第一話(無料)
- ブルーピリオド
- ブルージャイアント
- アオアシ
- 東京卍リベンジャーズ
- 鬼滅の刃、進撃の巨人
(休日)
・子どもと公園で遊ぶ
・庭園巡り ※このサイトを重宝してます→日本庭園情報メディア「おにわさん」
・マイナーな公園巡り
・パン屋さん巡り
【理想の生活スタイル】
- 好きな時間に好きな場所で働く=同じ時間に通勤ラッシュの中、毎日会社に行きたくない
- 自然豊かな場所でゆっくりした時間を過ごしたい(子育てにも良い)
- 様々なことにチャレンジ(0→1)したい=そういうのを仕事にしていきたい≒起業家(例えば田舎で仕事をして、その仕事が地域の観光客増加(集客)等に繋がれば最高(仕事を通じて町おこし的な))
- 「社会」で生きていく力を高めたい=「会社」で生きていく力はもう必要ない
【まとめ】
まずは自分の自己分析のまとめです。
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好きなことを色々と探してみた結果、
おそらく自分は会社の経営判断に基づき、その末端の仕事をこなしていくことに、やりがいも楽しさも見い出せない人間(どうしてもやらされ仕事感がでてしまう=会社員不適合者)なのだと再確認しました。
なぜかというと、常に会社の経営判断に疑問や疑いを持っていたからです。
なので、「自分で経営してみたい」=「起業したい」という想いが高まっているのを、実感しました。
これからの課題は、「何」で起業したいのかを見つけに行きたいと思います。
そのためには、既に起業している方々がどのように起業するまでに至ったのかなど、「起業のきっかけ(動機)」を調べていきます!
と同時に、自分の価値を高めていくため、ブログも頑張ります!
起業したいなら、何から始めるべきか【稼げないアイデアでも、実行せよ】(マナブ)
と言いつつも最近ですが、起業の前に転職という道を選択しました。

一つの会社でしか働いていないのに(1社しかサンプリングしていないのに)、会社員が合わないというのも安易な考えだと思いましたので。
転職したものの、改めてサラリーマンに向いていないことを再認識中です。
そこらへんのもやもやも含め随時こちらに書いています。
起業の想いを胸に今も模索中です。
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こんなイメージで皆さんも自己分析してみてください。
改めて振り返ると、自分がやりたいこと・合わないことなどが整理できると思います。
全ては好きなことで生きていく、楽しく生きていくためです。
こちらの本で体系的に自己分析を進めていく方法もおすすめです。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。