🏦地方銀行

地方銀行の出世コース・出世するタイプは?出世するための方法から出世する割合など元地方銀行員がご紹介!

2023年6月6日

 

これから地方銀行に入りたいと考えている方、地方銀行に勤めている方(特に自分が出世できるか見極めている方)必見です!

 

地方銀行での出世コース、出世するタイプ、出世する方法などを10年間勤めた元銀行員が実体験を通してリアルをお伝えします。

 

こちらの記事を参考にすると、地方銀行で出世コースに乗りやすくなります!

また、現段階で評価が低い方もこの記事を参考に、明日から少しでも行動を変えてもらえれば出世コースに返り咲くことも不可能ではないでしょう。

 

金太郎飴 マン
地方銀行に10年間勤め、支店と本部の両方の経験を踏まえたうえで「出世の極意」をお伝えします!

 

なかなか出世ができず仕事に悩んでいる方は【仕事で悩んでいる人必見!】仕事に対する本当の考え方やあるべき姿・マインドが分かるおすすめの本をご紹介も参考にしてください。

 

では早速行きましょう!

出世コース

まずは地方銀行における出世コースとはどういうものなのか。

どういうところに配属・人事異動があると周りは出世コースだねと言っているのか。

 

同じ支店に配属になったとしても、入行年次や職位・資格などによってその人が出世コースに乗っているのかというのは異なってきます。

ですので、場合分けをして解説していきます。

初期配属(1ヵ店目)

母店(同じエリア内の支店の中で一番預金量や貸出金のボリューム、取引先、行員数が多い支店)配属

 

最初の1ヵ店目で期待されているであろう新入行員は、概ね母店に配属となります。

自分が配属になった支店がどのくらいの規模で、数ある支店の中でどのくらいの位置にいるかを確認すると、何となく自分の評価が(立ち位置)が見えてきます。

 

このときの評価は採用面接の際に決定しています。

ちなみに評価がトップだった人は入行式の際に、新入行員代表を務めたりしているのが一般的です。

 

しかし、母店に配属となったからといって、人よりも評価が高いと満足するとすぐに足元をすくわれます。

なぜかというと、規模の小さい支店(いわゆる弱小店舗)に配属となった新入行員は支店の行員数が母店よりも少ないので、良い意味でも悪い意味でもなんでもやらされます。

 

つまり、母店の新入行員より圧倒的に経験値が早く溜まります。

色んな業務を人より先に経験できます。

何より「融資業務」が先に経験できます。

 

銀行は預金を原資に貸出をしてその利鞘で稼ぐのが主なビジネスモデルなので、「融資業務」が一番評価されます。

※低金利のこの時代で金利収入だけでは稼げていない現状でも、銀行員は(特に今偉い方々は)「融資業務」が主なのです。

(融資業務が無くなるといよいよ銀行の存在意義的なところも出てくるのでそこにこだわるのはあながち間違いではないと個人的にも思っています。)

 

豆知識

一般的に評価されている(優秀だと言われている)人ほど「融資業務」に従事しています。

業務の序列イメージはこんな感じです。

法人融資>法人営業>個人融資>個人営業>窓口相談(各種変更、相続等)>為替>テラー(入出金、振り込み、公共料金等支払)

 

母店配属でなくても、融資業務を人よりも早く経験できればすぐに逆転できます。

 

腐らず頑張りましょう!

人よりも苦労した経験がのちに財産になります!!

 

融資業務をすぐに経験できなくても知識は付けておくことは可能です。

こちらの本は融資業務を行ううえでマスト本です。



 

1回目の人事異動(初めての転勤)

どの支店、部署に異動になることよりもどの人の代わりに自分がそこに異動になるのかが重要(順調に出世している人の代わりに自分がそこに異動になったら出世コースに乗っていると思って良いです、例え小規模店舗でも。)

 

基本的に人事異動は人よりも遅ければ遅い方が良いです。

1つの支店に長く在籍している人の方が評価は高いです。(支店長がなかなか転出候補者リストに出してくれません。)

 

一般的に1つの支店に3年以上在籍している人は評価されています。

逆に3年未満で転勤する人は比較的できない人が多いです。(要らないから放出されちゃっています)

 

初めての転勤の際は同期よりも転勤が遅く、自分の代わりに転勤になった行員が出世している(または職位が上の人)人だと、自分も出世コースに乗っている可能性は高いです。

 

管理職(10年目程度)の行員が転出して、そこに4年目ぐらいの行員が配属となった場合、その行員は期待されています。

※基本的に、人事部は転出した人の代わりを担えるであろう行員を選んでいるからです。

2回目以降の人事異動

規模の大きい支店または本部に配属となることが重要

 

こちらは1回目の人事異動のときとは違い、配属される支店の規模が大きければ大きいほどまたは本部に転勤となると出世コースに乗っています。

 

ただし、本部でも支店に配属できない一部の行員が集まる部署があるのでそこは除きます。

(例えば、事務作業・単純作業しかない部署 ※そういう部署が良く付けられている名前のイメージ:事務〇〇部)

 

大体この辺りで第一線の出世競争に敗れ仕事を辞めたいと考える人や出世コースには乗っているけれど今の仕事をつまらないと感じている人もいると思います。
>>仕事がつまらないのにそれに耐える必要はあるの?(パターン別に解説!やりたいことが無い人も必見)

 

そんなときは、改めて仕事に対する考え方を見直すタイミングに来ています。

先人の知恵を積極的に借りましょう。思考が深まります。

 

例外

管理職の場合、昇給して新しい肩書となったタイミングでの異動だと小規模店舗に配属となりますが、どの規模の店舗に配属となったかよりも同期と比べ早くその肩書を獲得できたかが重要

 

昇給して新しい肩書となって異動した場合は小規模店舗への配属となる可能性が高いです。

例えば、「支店長」や「支店長代理」もしくは管理職になったタイミングの場合は、すぐに母店への配属には一般的にはなりません。

 

母店の管理職(特に支店長、支店長代理など)などは小規模店舗などをいくつか経験した人がたどり着ける場所です。

末端の管理職はそこまで厳密な配属ルールの適用はありませんが、新任支店長はいきなり母店の支店長には絶対になれません。

出世するタイプ

次に地方銀行員として出世するタイプを解説します。

実践できる部分は明日からでも実践することで、評価が上がっていきます!

リアクション・レスポンスが早い(仕事が早い)

これは地方銀行員以外もそうですが、仕事においてリアクション・レスポンスが早いというのは重要です。

理由とすると、役員や支店長から始まり直属の上司などの偉い方々は自分の指示にすぐ反応して、対応してくれる人に好感・好印象を持つ傾向にあるからです。

 

理想は人を選ばず、誰にでも言われたことにすぐ反応して対応するようにしましょう。

 

その際の気を付けるポイントとしては、言われたことだけをやらないようにしましょう。

つまり、言われたことだけではなく「自分なりに考えたアイデア」をプラスして対応してあげるようにしましょう。

 

そうすることで、指示した側も気持ち良くなりますし、その人を評価します。

(言われたことだけしてしまうとやらされ感をにじみ出てしまうので、指示した側にもその感じが伝わってしまうとお互いに不幸になります。)

 

仕事が早いと言われている人は、フットワークが軽く行動できる人です。

そんな人たちは仕事に対してしっかりとした考え方を持っています。

 

仕事に対する考え方を見直してみることも重要です。

>>【仕事で悩んでいる人必見!】仕事に対する本当の考え方やあるべき姿・マインドが分かるおすすめの本をご紹介

 

ちなみにこちらにも詳しく書いています>>地方銀行で働くのに必要な資格【30代でIT企業に転職成功した銀行員が包み隠さず教えます(体験談)】

逃げない人

これも地方銀行員だからこそというものではなく、ビジネスマン全般に言えることだと思います。

 

人間誰しもミスはあります。

そのミスに対する本人の姿勢が重要です。

 

いかにその状況から逃げずに向き合い、誠実に対応できるかがポイントです。

そこでその人の器(うつわ)・覚悟が分かります。

 

逆に言うと、そういう時こそ素直にミスを認め迷惑をかけてしまった先にきちんと誠実に謝罪をすることができると、実は周囲からの評価は上がります。(特に部下や後輩などから)

 

偉い人ほど逃げずに素直に謝ることができなくなっていきますからね。

 

ですので、マインドとして重要なのは「ピンチはチャンス」です。

 

ピンチなときほど、実は評価が上がるタイミングでもあります。

(リスクヘッジばかりするとピンチを回避してしまうので、飛躍的な評価アップのタイミングを逃しているとも言えます。)

 

このマインドは成功しているビジネスマンが共通で持っている考え方です。

 

一方で、自分に良くないことや不利になりそうなこと、引いては評価が下がりそうなことに対するリスクを察知して、リスクをヘッジできる人ほど偉くなりやすいのも事実です。

 

つまり、自分に被害が被りそうな事象には首を突っ込まない、関わらないというスタンスです。

 

こうなるとチャレンジングな姿勢は皆無となり、ディフェンシブ人間の完成です。

(そういう人はある程度まで偉くはなれますが、トップにはなれません。しかも、誰からも好かれていない人間になっている可能性が高いでしょう。)

空気を読める・忖度力がある

「相手の立場に立って考える」

これの一言に尽きます。

 

支店長、上司がどういう想い(考え)で話しかけてきたのかを把握して、認識の齟齬無く返して欲しい言葉を反せるかが重要です。

自分が言いたいこと(行動したいこと)ではなくて、相手が自分に対して言って欲しそうなこと(求めている言動・行動)をしてあげましょう。

 

この状況、この雰囲気、このメンツであれば、この言動(行動)かなという相手優先の行動が大切です。

 

ちなみにこちらにも詳しく書いています>>地方銀行で働くのに必要な資格【30代でIT企業に転職成功した銀行員が包み隠さず教えます(体験談)】

あえて空気を読まないこともできる

上記と真逆なことを言っていると思われますが、正確に言うと、空気を読んで「あえて」空気を読まないようにすることです。

これも言ってしまえば空気を読むことに入るのかもしれませんが、ここでの意味合いとすると「YESマンにばっかりならないようにすること」です。

 

空気を読めば読むほど相手の想定(希望)の範囲内の言動(行動)に落ち着きがちで、自分がその人にとってつまらない相手(都合の良い相手)になりがちです。

 

しかし時たま、怒られない範囲で「空気を読まない」行動をすると、相手からはただのYESマンではなく「ちゃんと自分を持ったできる奴」という印象になります。

ですので、定期的に空気を読まず自分の思うように行動してみるのも良いと思います。

 

例えば、飲み会にあえて行かない場合は、家族サービスにもなりますし相手からも自分を持ってるできる奴と思われるので、一石二鳥です。

注意点とすると、定期的に実践することが重要です。

 

頻繁にやると、ただ単に空気を読めない奴になってしまう可能性があります。

 

ちなみにこちらにも詳しく書いています>>地方銀行で働くのに必要な資格【30代でIT企業に転職成功した銀行員が包み隠さず教えます(体験談)】

配属された支店・部署の在任期間が長い

これも地方銀行だけではなく他の企業も同じかもしれません。

配属された支店・部署の在任期間が長ければ長い程、優秀で期待されている人が多いです。

 

理由としては、配属された支店・部署の支店長等の上司が手放さないように人事部に交渉している可能性が高いです。

 

通常だと3年を過ぎると転勤候補者になります(転勤リストに載ります)。

一方、転勤させたくないリストも存在しています。

 

ですので、人事部と配属先の支店長とそのリストに基づいて交渉しているケースがあります。

 

転勤させたくないリストに載っているということは、自分がいないと支店にとって痛手となる存在だということです。

つまり、支店の実績が出せなくなる存在=支店長自身の評価が低くなるので転勤しないで欲しい存在ということです。

 

支店長は1~2年で転勤するのが一般的なので在任期間が長いということは、何人もの仕えた支店長から評価されているということになります。

顧客に対して誠実で信頼されている

評価が上がるタイミングというのは各種あります。

 

その中で一番良い評価の上がり方は、上司が顧客から自分のことを褒めた内容を聴くことです。

 

例えば、支店長が自分の担当顧客に会った際に(できれば自分がいない状態で)、「〇〇さんにはいつも大変良くしてもらってます。絶対転勤させないで下さいね(笑)」みたいな内容で顧客が自分のことを話題にして褒めてもらえると、それを聴いた支店長はその人を当然評価します。

 

顧客から信頼されていることが評価に繋がります。

社内政治を頑張るのではなく、当たり前ではありますが目の前の顧客に誠実に一生懸命に応えていくということが大切です。

 

頑張っている姿はその会社の誰かに感謝の意を伝えたくなるものです。

そういう存在になりましょう。

昇進試験の筆記テストが高得点

これは地方銀行特有な項目だと思います。

もっと言うと、地方銀行によってここら辺は異なるかもしれません。

 

昇進試験は各所属支店・部署の支店長が推薦して人事部が承認して、初めて昇進試験に呼ばれます。

各支店長は「自分が推薦した人が落ちると自分の評価も落ちる可能性がある」と考えているので、推薦した人をできる限り落としたくないと思っています。

 

ですが、昇進試験は誰しもが受かるわけではありません。

当然受からない人もいます。

 

人事部は各支店長から推薦された人達から昇進する人を選ばないといけません。

しかも公平に。

 

その理由付けとして、人事部は昇進試験の点数を見える化する必要があります。(そうしないと推薦した支店長に理由を説明できず、支店長の怒りの矛先が人事部にいってしまうのを防ぐためでもあります。)

 

昇進試験は筆記・論文・面接の3点セットで、論文と面接は正直点数の差は付きにくいです。

となると、点数差がはっきりと出るのが筆記試験になります。

 

したがって、筆記試験の点数が悪いとどんなに評価されていても基本落ちます。(役員の支店長から強烈プッシュされるなどたまに例外はあるみたいですが、)

 

このカラクリを知っておくと、一番可視化しやすい筆記試験に注力しなければいけないとわかると思います。

(意外にこのカラクリを知らずに、評価されていることに自惚れて準備不足で落ちる人も結構います。)

 

どんなに大きい仕事が試験前にあったとしても、仕事を理由に勉強しない(準備しない)人は落ちてしまいます。

ここが難しいところです。

 

昇進試験に呼ばれた人の中で、忙しくない部署ほど有利です。

(ただ、忙しくない部署であればあるほど、支店長からの推薦があってもなかなか試験に呼ばれない可能性があります)

 

逆に言うと、筆記試験で高得点さえとってしまえば落ちる理由は無いのです。

通常業務の中忙しいとは思いますが、ここで頑張らないと昇進のタイミングが遅れて後々後悔することになりますので、頑張りましょう。

出世するための方法

ここでは出世するための方法を解説します。

言い換えると、上記の出世するタイプになるための方法です。

顧客に目を向けること(社内政治ばかりを頑張るのではなく)

まずは何があっても「顧客第一」というマインドを忘れてはいけません。

数字を作らなければいけないとしても、顧客のためにならないようなことはしてはいけません。

 

他にも支店長からの指示がその顧客のためにならない場合は、その指示を遂行してはいけません。

 

当たり前のことですが、そこに足を踏み入れてしまうと顧客からの信頼は一気に下がります。

どこに行っても会社の都合で顧客と接するようになります。

 

これを続けていくと、ある程度までは偉くなれますが、絶対に突き抜けることはできませんし、顧客から信頼される人にはなり得ません。

 

支店長からの指示は顧客のためでなく自分の評価のためということが、往々にしてあると思います。

そこで支店長>顧客とならないようにしましょう。

 

理想は支店長の指示をオブラートに背く感じにできれば良いです。(難しいですが)

 

支店長の指示に背いて評価が下がったとしても、正しいことをした行動は必ず誰か見ています。

その行動は間違ってません。

そのうえで顧客に信頼されるために社内の仕事をしやすいように社内の関係人とは関係性を築いておく

顧客に信頼されるには誠実でいることだけでなく、顧客の意向・要望をできる限り叶えてあげられるようにすることです。

その希望を叶えるためには、業務上のキーマンと関係性を構築しておく必要があります。

 

融資業務を例にすると、融資稟議書をいかに通りやすくしておくかというのが重要です。

融資稟議書の決裁者と関係性を築いておく必要があります。

 

そのためには常日頃から、決裁者と良好な関係を構築しておく必要があります。

 

例えば、どんなに小さい案件でも書類に不備なく丁寧に余裕を持ったスケジュール感で稟議申請しているというような、決裁者の目線に立った対応が必要です。

(決裁者が嫌うのが、決裁が今日中でなおかつその稟議書類も不備が散見されるような申請を上げてくる担当者です。)

 

他にも、分からないときに頼れる同期や先輩、後輩の存在も大きいです。

 

そのような関係性を構築するためには、give and takeの精神が重要です。

特に最初は、giveに注力しましょう。

 

人から頼まれたことを丁寧に誠実に顧客同様に対応してあげると、信頼度は上がります。

嫌がらず、種まきだと思ってまずはgiveをして、その人に「貸し」を作りましょう。

推奨資格はコンスタントに取る

どの資格を持っているかというよりも、いかにコンスタントに資格を取得できるかが見られています。

 

入行してから与えられた(推奨されている)試験を着実に一発で合格することが重要です。

なぜかというと、仕事と自己啓発の自己管理ができている人だと思われ、仕事の評価・信頼にも繋がるからです。

 

ちなみにこちらにも詳しく書いています>>地方銀行で働くのに必要な資格【30代でIT企業に転職成功した銀行員が包み隠さず教えます(体験談)】

ストレートで出世するスケジュール感や人数割合、給料について

ここでは自分の体験ベースのお話をご紹介したいと思います。

(自分が転職するまでの入行して約10年間のお話をします。)

地方銀行によって異なってくるとは思いますが、参考にしてみてください。

入行(22歳)~3年目(24歳)(初めての昇進試験)

まずは入行して3年目で初めての昇進試験(筆記試験のみ)があります。

 

ここでは、同期全員が呼ばれます。

しかし全体の5%程度は落ちます。

(同期100人いて5人程落ちてました。)

 

落ちた人は再受験ができません。

その結果(点数)をもって、一つ下の年次の後輩が受験した点数と比較されてそこで受かるかどうかというジャッジをされます。

以降の試験も同じ感じです。

 

一度落ちると、後輩との勝負になります。

(後輩で「できる奴」と先輩で「できない奴」であれば、人事部も後輩で「できる奴」を上げたくなります。)

 

最悪なケースは落ちてから2~3年受からない可能性もあります。

 

そうすると先頭を走っている同期よりも、出世がかなり遅れます。

ですので、同期が支店長で自分がその部下になる可能性も往々にしてあるのです。

 

入行(22歳)~3年目(24歳)の給料:~350万円

4年目(25歳)~7年目(28歳)(2回目の昇進試験)

2回目の昇進試験(筆記試験のみ)では、呼ばれない人も出てきます。(全体の3%程度)

そして当然、落ちる人もいます。(全体の5%)

 

この時点でストレースに出世コースを歩めている人数は、およそ60人(※)/100人です。
※既に退職している人も結構いるのでこの人数になっています。

 

4年目(25歳)~7年目(28歳)の給料:~500万円

8年目(29歳)~10年目(31歳)(昇進目の昇級試験、初めての管理職)

この試験に受かると、初めて管理職の職位を与えられます。

この試験以降、筆記・面接・論文の3点セットです。

ここからの試験は一発で受かる方が稀です。

 

まず呼ばれない割合は全体の10%程度です。

そして受かる割合は全体の20%程度(20人/100人)です。

 

8年目(29歳)~10年目(31歳):~850万円

 

以降も約3年ペースで残り2回同様の試験があります。

最終的にはすべての試験をストレートで通る人は10人/100人(全体の10%)です

 

その人たちが最速で支店長になれる年齢が約40歳となります。

 

早く支店長になると、いくつもの店舗の支店長を経験できます。

そうすると、母店の支店長に就くことができます。

そうなれば、役員も見えてきます。

 

ちなみに、支店長になってからは支店の業績によって評価されるので、仮に半年遅れで支店長になったとしてもコンスタントとに支店の業績を上げていれば、ストレートで支店長になった人に追いつき追い越すことも可能です。

まとめ

この記事では地方銀行員の出世コース、出世するタイプ、出世する方法などを解説してきました。

 

これから銀行で頑張る方も、既に行員として頑張っている方も出世して損は無いと思います。

出世する方法についてはすぐに実践できるものもあります。

 

ここで行動できるかどうかで出世できるか・返り咲けるか変わってきます。

まずは行動あるのみです!

 

そのためには行動できるマインドを醸成する方法や考え方を学ぶ必要があります。

おすすめはこちら【仕事で悩んでいる人必見!】仕事に対する本当の考え方やあるべき姿・マインドが分かるおすすめの本をご紹介から気になる本を読んで学びましょう。

 

出世には興味がなくやりたいことが特に無い人、むしろ辞めたいとさえ考えている人はこちらから興味あるものを参考にしてみてください!

何かお役に立てるものがきっとあるはずです!

 

 

最後にこちらの記事を解説した僕は、地方銀行員(10年勤務)からIT企業に転職しています。

なぜ転職したのかどのように転職したのかなど、気になる方はこちらも見てもらえると何か参考になる部分があると思います!

 

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

金太郎飴マン

30代前半で地方銀行→IT企業に転職成功

「『仕事=我慢』から抜け出して楽しく自分らしく生きる!」をテーマにそのきっかけ・ヒントとなる情報を提供していくブログです。その他にも自分の経験・体験・感じたことなど様々な情報を幅広く提供しています。

現在進行形で自分自身も仕事=我慢から抜け出すべく、様々なチャレンジをしています。

その内容も含め各種発信していますので少しでもどなたかのお役に立てれば嬉しいです。

【※転職しても日々悩みは尽きません。まだまだ幸福度・自己肯定感が低いので今後も様々なことにチャレンジしながら、有益な情報を皆様に提供しつつ自分自身も進化していきたいと思います】
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