どうも金太郎飴マンです!
以前に書いた転職して1年目のサラリーマンが戸建住宅を購入することになった決め手は何だったのか??の記事の続きです。
今回は住宅ローン編です。
まずは先に自分が契約した住宅ローンの内容をご紹介します。
契約した住宅ローン
契約した住宅ローン
- 金融機関名:auじぶん銀行
- 金額:4,000万円台 ※自己資金なし(フルローン)
- 期間:35年
- 資金使途:土地建物(新築建売購入)
- 借入形態:単独債務(夫)+連帯保証(収入合算(妻))
- 年収:700~800万円
- 金利:0.289%(変動金利) ※9月新規適用金利(0.290%)-0.01%
- 団信:死亡(通常団信)+がん診断50%保障+4疾病保障(急性心筋梗塞、脳卒中、肝疾患、腎疾患)+全疾病長期入院保障(精神障害除く) ※上乗せ金利なし
- 勤続年数:1年
- 審査期間:10営業日 ※仮審査(2営業日)+本審査(8営業日)
どのようにしてこの金融機関に決定したのかを順を追って書いていきます。
目次
どんな条件(希望)があったのか
住宅ローンを組むうえでの条件はこちらです。
- 金利ができる限り低い金融機関
- 審査手続きや住宅ローン契約後の諸々の手続きなどもできる限りインターネットで済ませたい(銀行に行きたくない)
- 住宅ローン契約後の繰上返済手数料が無料な金融機関
→実は住宅ローンの繰上返済はまとめてするよりも毎月少額でも返済していった方がお得なんです - 住宅ローン審査で収入合算ができる金融機関
- 審査ができる限り早い金融機関
- 変動金利を希望していたので「5年ルール」・「125%ルール」がある金融機関
自分が元地方銀行員ということもあり、地方銀行の大体の金利や手続きの面倒さを実感していたので「ネット銀行」をメインに金融機関を選びました。
どの金融機関の候補があったのか
では先程挙げた条件を中心にどの金融機関の候補があったのかをご紹介します。
基本的にはネット銀行です。
auじぶん銀行
最終的に自分が決めた金融機関です。
条件はすべて満たしておりました。
ただ、スマホなどもauをあまり使用したことがなく、これまでauと関りがなかったのもありちょっと不安でした。(auユーザーなら分かりますが…)
PayPay銀行
皆さんPayPayは良く支払いで使用していると思います。
馴染みもありましたし金利も低く希望度は高かったのですが、変動金利の「5年ルール」・「125%ルール」がありませんでした。
新生銀行
正直こちらが第一希望の銀行でした。
なぜかというと、既に口座を持っておりましたし、なにより金利が一番低かったからです。
2023年9月時点で0.290%でした。
住信SBIネット銀行
こちらも条件合致しており金利も2番目に低かったです。
ただあまりなじみもありませんでした。
三菱UFJ銀行
当時(2023年9月)調べたところメガバンクの中では一番金利が低かったです。
口座も持っておりませんでした。
地元の地方銀行
これはあくまで滑り止めでした。
ネット銀行は仮審査は通っても、本審査で否決や減額されるケースもあります。
一方、地方銀行は仮審査で通るとよっぽどのことが無い限り本審査で否決や減額になることはありません。
地方銀行の方がネット銀行よりも仮審査からがっつり審査をしますので時間は相応にかかりますが、仮審査に通ると住宅ローンを組めないというリスクは下がります。
なぜauじぶん銀行にしたのか
これはもう「金利」が決め手でした。
実はauじぶん銀行は本審査の審査中に電話が来て、審査の進捗状況と他に検討している金融機関があるのかの確認がありました。
※他のネット銀行も大体そうです。
その中で、新生銀行(一番低い金利の金融機関)と迷ってますと言ったところ、金利引き下げ交渉が始まりました。
当時のやり取りはこちら↓
【ネット銀行の住宅ローン本審査で電話来た人必見】
こんなやりとりで金利が下がりました😆
ネ:他にも審査依頼してますか
僕:はい〇〇銀行ですネ:金利は何%ですか
僕:X%ですネ:ではX-0.01%でどうですか
僕:それでお願いします
ネ:口外禁止でお願いしますこれで審査落ちたら笑うわ😂
— 金太郎飴マン (@kintaroameman) August 17, 2023
という感じで最終的には一番金利が低くなったので、auじぶん銀行に決めました。
ちなみにauじぶん銀行はauユーザー向けに住宅ローン金利優遇割がありますが、それは適用していません。
自分は住宅ローンだけauじぶん銀行なだけで、それ以外はauユーザーではありません。
(スマホも格安SIMです)
その他参考までに各金融機関の審査状況はこんな感じでした。
住宅ローンの審査を実際申し込んでみて銀行によって本審査申込~借入日(契約日)までのスケジュール感に結構違いがありました。
【2~3週間程度】
PayPay銀行、auじぶん銀行【1ヵ月(4週間)程度】
住信SBIネット銀行【2ヵ月程度】
三菱UFJ銀行※仮審査はどこも2~3日程度で回答きました。
— 金太郎飴マン (@kintaroameman) August 21, 2023
資金決済当日の流れ
こちらはネット銀行はどこも同じかもしれませんが、住宅ローン資金決済時の流れをご紹介します。
借入日前にauじぶん銀行指定の司法書士(抵当権設定登記担当)と面談をしておく必要があります。
そのうえで、決済場所に仲介業者・ハウスメーカー・司法書士(仲介業者指定:所有権保存・移転登記担当)が集まりました。
そして諸々と契約書類を記入し終わったところで、仲介業者指定の司法書士がauじぶん銀行側の司法書士に登記関係に関する書類が整ったことを電話連絡し、auじぶん銀行側の司法書士がauじぶん銀行に連絡し住宅ローンが実行(入金)されました。
電話で連絡してから口座に入金されるまでの時間は10分くらいでした。
決済場所に集合してから解散するまでが約30分とかなり短くあっさり終わりました。
本日住宅ローン実行しました✌️
入金から振込みまで早すぎです❗
10時から決済始めて10時30分には終わりました👍— 金太郎飴マン (@kintaroameman) September 12, 2023
そのときに改めてネット銀行で良かったなと思いました。
auじぶん銀行の決済当日の詳しい流れはこちらを確認ください。
最後に
ということで、僕はauじぶん銀行で住宅ローンを契約しました。
振り返って感じることは、どうしてもauじぶん銀行だったのかというとそうではないです。
結局は、条件(希望)に合致しその当時金利が低い金融機関を選ぶだけだったと思います。
それが結果的にauじぶん銀行だっただけです。
皆さんも下記のような条件(希望)がある人は、この記事の内容を参考にしてもらえると嬉しいです。
- 金利ができる限り低い金融機関
- 審査手続きや住宅ローン契約後の諸々の手続きなどもできる限りインターネットで済ませたい(銀行に行きたくない)
- 住宅ローン契約後の繰上返済手数料が無料な金融機関
→実は住宅ローンの繰上返済はまとめてするよりも毎月少額でも返済していった方がお得なんです - 住宅ローン審査で収入合算ができる金融機関
- 審査ができる限り早い金融機関
- 変動金利を希望していたので「5年ルール」・「125%ルール」がある金融機関
(おまけ)金利のはなし
話はすこしそれますが、
「給料が上がらないと金利は上がらない(上げれない)」と銀行員時代によく言われてました。
そんな中、最近ではこんな記事も出ています。
▼日銀マイナス金利解除・利上げで住宅ローンは今後どうなる?最新の変動金利予想を解説(2024.9アップデート)|モゲチェック
いよいよ住宅ローンの変動金利も上昇していくのではないかという予想があります。
個人的にも時期は不明ですが長期的に見て、金利は上昇傾向にあると思います。
なぜかというと、2024年の賃上げ見通しも出ていますが賃上げ率は少しずつ上昇しているからです。
ただ、上昇要因が物価高や人手不足などではありますので、前向きな賃上げができているかというとそうではないと思いますが。
住宅ローンの支払いは「元利均等返済」が一般的かと思います。
元利均等返済の場合、住宅ローン契約当初は毎月の返済額に占める利息負担が高くなります。(支払い年数が経過するごとに徐々に元金支払いの割合が高くなります。)
ですので、住宅ローン契約当初は金利をいかに低く抑えるかが重要かと思います。
ということで自分の場合は変動金利一択でした。
こちらの記事参考にしてみてください。
▼住宅ローンの支払総額を抑えるには“返済前半の金利”が重要 「最初の10年間で約半分の金利払い」(マネーポストWEB)
将来的な金利上昇不安に備え「固定金利」を選択するか、今の金利が低い「変動金利」を選ぶか色々と議論はありますが、自分なりに情報を集めたうえで最終的にはご判断いただければと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございました!