どうも、金太郎飴マンです!
前回は二次面接の状況をお話ししました。
では、早速行きましょう!!
最終面接に向けての準備
志望している企業の最終面接では、
ネット情報によると「フェルミ推定」が出題される
可能性が高いとの情報が飛び交っていました。
フェルミ推定とは、実際に調査することが難しいような捉えどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算することである。例えば「東京都内にあるマンホールの総数はいくらか?」「地球上に蟻は何匹いるか?」など、一見見当もつかないような量に関して推定する事、またはこの種の問題を指す。
最終面接まで来れるわけがないと
思っていたので、二次面接の合格通知をもらう
までは正直何も準備していませんでした。
二次面接合格後すぐさまフェルミ推定を調べて
参考となるサイトを見たり参考書を購入しました。
主に下記のサイトを参考にさせて頂きました。
【フェルミ推定】「いまさら聞けない」でも大丈夫!回答&解説付きで読むだけでOK
【フェルミ推定】4ステップの基本解法はこれでマスターしよう!
他にも下記参考書を購入しました。
現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート 「6パターン、5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!
次のような問題を解けるようにパターンや
考え方などを習得しました。
例題
日本に郵便ポストはいくつあるか?
(解答例)
郵便ポストは日本各地に設けられている準公共物ですので、
面積ベースで計算していきます。
計算式:日本の面積÷ポスト1つあたりの面積
〈日本の面積〉
日本の面積:38万k㎡
そのうち山地:平地=3/4:1/4とする。
また山地のうち、無人地域:有人地域=1/3:2/3とする。
〈ポスト1つあたりの面積〉
無人の山地にはポストが無いので、
「有人山地」(田舎)、「平地」(市街地)にそれぞれどのくらいの
割合でポストがあるかを仮定していく。
有人山地:時速4㎞で30分(徒歩30分で2㎞)
平地:時速4㎞で15分(徒歩15分で1㎞)
の割合でポストに着くと考え、
有人山地(田舎):2㎞四方に1つポスト=4(k㎡/本)
平地(市街地):1㎞四方に1つポスト=1(k㎡/本)
と仮定します。
有人山地(田舎):38万k㎡×3/4×2/3÷4(k㎡/本)
平地(市街地):38万k㎡×1/4÷1(k㎡/本)
有人山地(田舎)+平地(市街地)≒14万本
(参考)
平成29年版情報通信白書(総務省)のデータでは
郵便ポストが18万1,523本とあるので、悪くない推定精度だと思います。
ということで、こんな考えができるように
ある程度覚えておかなくてはならない
数字は把握しました。
ある程度覚えておくべき数字
- 日本人口:1億2,000万人(人口別割合 2:3:3:2)
0~20歳:2,400万人 20~40歳:3,600万人 40~60歳:3,600万人 60~80歳:2,400万人 - 日本の面積:38万㎢(山地:3/4(無人1/3、有人2/3)、平地:1/4)
- 日本のGDP:540兆円(5兆ドル)(世界全体の6%)
アメリカ(1位)、中国(2位)で世界全体の40%、ドイツ(4位)、イギリス(5位)
GDP=民間消費(5割)+民間投資(2割)+政府の支出(2割)+(輸出ー輸入)
何度も練習しましたが、
正直面接でフェルミ推定が出て
答えられる自信がありませんでした。
こんな状態で最終面接を迎えます。
最終面接時の状況
最終面接もWeb面接でした。
~面接開始~
最初はオーソドックに自己紹介、志望動機など
終始ベタな質問でした。
唯一今までと異なった質問はこちらでした。
銀行を10年間勤めたうえで今回色々と考えてIT業界へ異業種転職しようと自分の中では決断しているので、
まずはIT業界に身を置くためにも他社の採用面接も受けております。
仮に他社で働くことになったとしても、ある程度IT業界での経験値が溜まった段階で、改めて御社に応募したいと思っております。
言われるほど信頼度高く仕事をしていきたいというイメージは持っています。
また、「発信力」も高めて自分から仕事を創っていきたいと考えています。
本音での回答ではありましたが、
いわゆるベターな回答でもあったかなと、
振り返って感じました。
とまぁ最終面接では特段これと言って
特徴的な質問もあまりなく、
可もなく不可もなくという感触でした。
面接の最後には逆質問の時間があり、
これもよくある一般的な質問になってしまいました。
こんな質問をしました。
・今後、自分の所属する部署に期待すること(していること)と、逆に今の課題感
・これから入社される方々にはどんなことを期待(求めて)いるのか
・御社で活躍されている方々に共通するような資質やマインドみたいなものはあるか
ということで面接は終了しました。
⁉⁉⁉
あれ⁉
フェルミ推定は⁉
なんと、フェルミ推定は出ませんでした!!
逆質問で聞きそうなぐらい
肩透かしでした。
勉強しなくて良かったじゃんとも
多少思いましたが、転職活動をしていなければ
出会えなかった考え方だったのではあったので、
知識としてフェルミ推定の考え方を習得できたのは
良かったと思います。
これまでの面接を振り返ると
偽ることなく自分が思っている・考えていることを
ありのままに伝えてこれたかなと
そこだけは自信がありました。
面接結果
ということで、とうとう面接結果です。
面接後今までなら2~3日で結果の
ご連絡を頂いていたのですが、
今回は5~6日ほど結果のご連絡を
頂くのに時間がかかりました。
面接後3日目あたりから
「不採用だから後回しにされているのかな」とか
色々と考えて不安になってました。
むしろ半ば諦めていました。
キャリアアドバイザーの方にも
「この企業は最終面接でも平気で落ちますよ」と
言われてましたし、
転職サイトでも最終面接の合格率は50~80%と
書いてあったので、その少数派に入るのではと
落ち込んでいました。
が、
なんと、
やっと、
キャリアアドバイザーから電話がありました!
結果は、、、、
「おめでとうございます!!!」
「最終面接合格です!!!」
平日の昼間に連絡がありましたが、
本当ですか⁉と大きい声で聞き返してしまいました。
本当に今まで悩んで苦労して行動したものが
ひとつ結果となった、報われたと感じた瞬間でした。
ここでキャリアアドバイザーから一言、
頭が真っ白になりました。
まだ転職が決まっていなかったとのこと。
ということで今回はここまでです。
次回も早めに更新します!
ありがとうございました!!